2011年6月13日月曜日

10W DC AMP ファーストインプレッション

アンプが完成しました。

何台目でしょうか、数えたことは無いですが、ちゃんと
した形になったアンプだと、5〜6台目なのでしょうか。

いつもながら、火入れの時は緊張、と言うかワクワクと
いうか、複雑な心境です。


これが今回のアンプの全容です。
ケース内は比較的すっきりとしています。


増幅部です。
レイアウトは左右対称で、気持ちが良いくらいに
シンプルです。

調整用にスズメッキ線がぴょこっと飛び出している
部分がいくつかあります。


整流用ダイオードは3Aと、大きなものを選定しました。
これは、以前A&Rラボの出川先生にお会いした際、
ダイオードは余裕を持って選んだ方が良いとの助言を
頂きましたので、それに倣いました。

ダイオードを8本も使っているのには、理由があります。

3Aのマイナス電源用3端子レギュレータがディスコンで、
1.5Aも在庫限りの様です。

正電源を2つ用いて、正負電源を製作するには、2回路分
のトランス2次出力と、それぞれにブリッジを組む必要
が有り、苦肉の策です。

ただし、多回転トリマで調整された電圧は、正負ともに
完璧なバランスを保っています。
これは、固定レギュレータでは実現できない領域です。


整流コンデンサは小さくなってしまいましたが、余裕のある
ダイオードと、3端子レギュレータで、比較的良い直流が
得られているとの仮定もあり、4700μで我慢しています。


それで、出て来た音は、DCアンプらしいリニアリティの
ある、素直かつダイナミックな音です。

が、スピーカーがショボイせいか、ラジカセの様です。。。
高域の伸びは素晴らしく、キックの歯切れの良さも流石なの
ですが、音はC級。。。

ドライブしきれないのはわかっていたのですが、模様替え
ついでにつないでみたら。


つづく


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