2011年6月8日水曜日

ドM!! オーディオ製作

入試模試で、問題は理解しており、回答へのプロセスも出来ていて
点数につながらない。
「君はケアレスミス、とにかく計算ミスが多すぎるよ。」
昔の記憶が蘇った。

とにかく注意力散漫で、ふとした瞬間に集中力が途切れてしまう
癖があり、さらにちょっとしたステップをすぐに端折るものだか
ら、何事も完成度は低い。

自分の性格を、そのように理解しているのだが、なかなか改めら
れない。

DCアンプの設計は問題無く終わり、製作も順調だった。

ただし、酒を飲みながらの製作と、子どもの面倒を見ながらの
一日1時間程度の製作条件は、集中力を欠如させるに充分だった。

電源は問題無く動作する。
当たり前だが、設計通りのスペックを発揮し、調整もすんなり
行なえた。

次いで、バイアス調整である。
コレクタ間にテスターを挿入し、バイアス電流を監視する。
ふらついている電流が設計通りの値にびたっと決まるはずが、
どんどん電流値が上がり、止まらない。

調整用のトリマを左右に振るが、なんら変化は無く、テスター
の数値だけが天井知らずに上昇した。

パチン!!という音とともに、トランジスタに供給する電源にかませた
470μが破裂して、吹き出した電解液をまともに顔面で受け止めて
しまった。

しまった!!!!!

すぐさま洗面所に駆け込み、水で洗い流す。
眼鏡をかけていて、九死に一生を得た。

古い機材ではなかったので、PCBに汚染されることもないが、あと味
は最悪である。

配線と設計図とを見合わせると、バイアス調整用の配線が一部未配線
だった。
ケアレスミスである。

抵抗で分圧されるはずが、これでは何の意味も無い。

取り急ぎ手持ちの電解でパスコン周りを組み立て直し、配線も終了。
再度調整すると、Lchはばっちり計算値で決まったが、Rchがダメ。。

完全に熱暴走でバイアス監視用のトランジスタを壊してしまったようだ。

また、秋葉へ行くのか。。。

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