2013年6月10日月曜日

和が愛しのSONY SS-G5逝く

さてと、アンプも完成に近づいたし、久しぶりにスピーカーを
引っぱりだしてと...

んんっ?片方のウーハーが鳴ってません。

ボイスコイルの断線を疑いましたが、テスターにはスピーカーインピーダンス
に近い値がでるし、ネットワークも問題ないようです。



とりあえず、せっかくだし点検してみよう!なんてのんきなことを考えておりました。
この時は、その後に災難が訪れよう等と知る由もなかった。。



ほうほう、やはり大きな値は電解ですね。
こんなの見ると、電解の交換したくなる。。ダメダメ、今日はそれが目的
じゃないから。と自分に言い聞かせる。


点検しても異常が見つからないので、再度ウーハーの導通テストをするも、
やはり異常値は出ません。
ふと、コーンをさわり押し込んでみると、テスターの値が乱高下しだします。
あちゃー、やっぱりなんかあるな〜。
断線と安易な考えのもと、分解作業に入ります。


シンナーは、石油系とラッカー系を用意します。


センタードームの黒い接着剤はラッカー系を垂らし、柔らかくなった所を
ピンセットでボロボロと崩していきます。
エッジにはゴムのカバーがしてありますので、灯油系を垂らし、ゆっくりと
はがします。


ゴムのカバーが剥がれたら、エッジも灯油系で剥がしていきます。
浸透させて柔らかくなった所で優しく剥がしていきます。
ボイスコイル部はエポキシ系接着剤だったので、接着剤の淵をカッターで
切っていきます。


サスペンションはG17系で接着されていたので、ラッカー系で剥がします。


アッアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
断線なんて考えていた自分が馬鹿でした。
燃えているじゃないですか。。。。。。。。。。。。。
しゅーりょーう!!ご臨終です。
まあ、時間が出来たらボビンから作り直すってことで。。またの楽しみが出来た
と自分に言い聞かせる。


よし、秘蔵のFOSTEX FW305を装着してやるぞ。
なんだか俄然やる気が出てきます。


ん〜、早速暗礁に乗り上げたようです。
FWの口径が若干小さく、スキマが開いてしまいます。


考えるな、感じろ。
時として、考えることが壁になることもある。


ホームセンターで12mmの合板を買って来て、画鋲と凧糸で下書きします。
この方法でも結構奇麗な円がかけるもんです。


いきなり出来上がってますが、ホームセンターでジグソーを借り、曲線用の
鋸歯でマウントアダプターを作ります。
この時、下書きで書いた線を奇麗になぞらないと、何かとやっかいです。
積層合板は固く、サンドペーパーで修正するにも骨が折れました。
修正が無いように、じっくりカットすることが重要だと感じます。


水性のつや消しブラックで色を塗り、G5に取り付けます。


装着!!
カッコイイ、さぁ音はどうなんだ!!!

つづく