2013年10月24日木曜日

3端子レギュレータなんて簡単だ!!ウソ

ブログ更新が止まってしまったのは、Mos-Fetアンプの泥沼に
はまっていたからです。

本アンプは、窪田式を原型として作ったのですが、いやはや大変です。

原機はイーターのスイッチング電源を用いているのですが、私は従来型
のアナログ(裸電源)電源を使ってチャレンジしました。

窪田氏のHPでも、裸電源はノイズ的に不利と記載されておりましたが、
結果はその通りで、ハムを取りきるのに苦労しております。

そこで、ドライバとファイナルの電源を分け、ファイナルは裸電源、
ドライバは定電圧としました。

これが泥沼の原因になるとは...

電源を分け、レギュレータと裸電源を同居させると、位相変化にて
発振が出ることは想定しておりました。

ディスクリートで組んだ電源はどうも安定しない。
安易だけど3端子で組んだのですが、負荷に接続すると電源が発振しやがる!!

オペアンプの電源を組んだ時はこんなことに見舞われなかったのに、窪田式
恐るべし(手強い!!)なんて思っておりました。

いやはや、気がついたのは時間がだいぶ経ってから。。

3端子レギュレータの仕様書を良く読むと、メーカーによって、発振防止の
コンデンサがセラミックだったり、タンタルだったり、はたまた電解だった
り、まちまちです。

秋葉で「おっ、あったあった!」なんて買った317と337はそれぞれの
メーカーが異なり、それぞれの仕様書で記載が違う。。。

とほほ、仕様書の通り、タンタルを買ってきて搭載したら、ビッタっと安定
した直流が出る始末。。。

教訓、人の言うことは真摯に聞く。

つづく