2011年9月26日月曜日

一番嫌いな作業は板金

部品をハンダ付けしたり、回路図を描いたりと、四畳半的な
作業は嫌いじゃないが、金くずや音がバリバリと出るパネルの
穴開け作業ほど嫌いなものはない。

道具もろくに無い状態で、奇麗にやろうと考えるのが間違えだ
が、新品のパネルが傷だれけになるのは、胃がきりきりと痛む。

さて、なんだかんだ言った所で、やらなければならない。。



リアパネルはだいたいこんなもんだが、Mixerの顔となるフロント
は、今回は秘密兵器を投入する。

多分ここまでやった人はあまりいないはず。

ではでは。

2011年9月19日月曜日

New Mixer projectのつづき

Ureiはボリュームポッドの後にそのままサミングで、そこが気になる
ことは前回言ったかと思う。

その点、Rane2016はサミングの前にチャンネル分のバッファが鎮座
している。

ここ、大きな違いだ。

私が尊敬するサウンドデザインさんが、Calm氏の為に特注したミキサ
がある。

http://www.audiodesign.co.jp/HMM.htm

写真とブロックダイアグラムから判断するに、かなりシンプルな構成
だ。

まるでバッファの概念が無いかの様でもある。

構成部品を減らすことは、そのまま音の鮮度に繋がることだから、
まあ良しとするとして、このミキサーの一番凄い部分は電源だろう。

ディスクリート構成で、オペアンプよりも残留ノイズが少ないであろ
うことも、このミキサーの特徴かもしれないが、まあ電源フェチとして
は見る部分はそこではない。

ディスクリートとうたいながら、写真にオペアンプが見えるが、これは
オペアンプの帰還を利用して、リプルを極限まで低減する、恐らく
DJミキサーでは使われたことの無いくらいの、超、超、超ド級のハイク
オリティ電源なのである。

A&R Labの出川先生に、デモ機を視聴させて頂いたときのインパクトは
今でも忘れられない。

詳しくは旧ブログ参照だが
http://ameblo.jp/subwaylove2000/entry-10690475469.html

直流のクオリティを極限まで高めた音は、解像度の違いを出音の一音を
聞いただけで認識できるほどなのだ。

ということで、電源はしっかりと作り込みたいものだ。

2011年9月18日日曜日

New Mixer Project

Urei1620と出会って、既にかなりの年月が経つ。

だが、未だ手に入れることは出来ない。

RaneやBozakも懐が許さない。

だから、と言ってはいささか大げさだが、Music(DJ) Mixerに
関しては、多少の含蓄が出来た。

既に2台の実験機を製作し、Ureiとは何か?Mixerとはどう有る
べきか?を考察して来たが、ついに3台目を製作することを決意した。

コンセプトは単純明快。

「基本に忠実」である。

ただし、自分なりに工夫を凝らす部分や、絶対に妥協できない部分
は、その範疇ではない。

まず、Urei1620を製作して、気になる部分を何点か挙げる。

1.フォノプリがRiaaカーブを外れている。
2.サミング段に工夫の余地あり。
3.アウトプットトランスの入手が難。

である。

1.に関しては何度も言っているが、ただしあのハイパワーが、結構
いい味をだしているので、そこは踏襲したい。

2.は、昔なら一般的なのかもしれないが、サミングの前にバッファを
入れたい所である。
と言うのも、Ureiのミキシングフィールはまるで混ざるようだと言わ
れるが、混ざっているときに、かなり音楽が曖昧になるのが気になる
からだ。

3.はそのまま。e-bayで探せばリペア品が一個50ドル程度であるが、
とは言え高価だ。
巷にある600:600のライントランスでは、コアボリュームが小さすぎ
て、使いものにならない。

言い始めればきりがないが、これくらいにしよう。

では、次回、覚えていれば、もう少し話すことにする。

2011年9月1日木曜日

奥澤からケースが届く

まったくもって、久々のブログです。
秋葉原のケース専門店「奥澤」から、オリジナルラックケース
2Uサイズが届きました。

このケース、Alphaのオリジナルミキサーと同じものです。
(多分)

精度はあまり良くないです。(笑)

ただし、安いので、全てにおいて、許せます。


通常の使用なら全く問題ありませんが、打ち抜きっぱなしのアルミ
は手を切りそうです。


ラックケースって、どうしてこんなに気持ちが揚がるのでしょうか。

たまりません...