2011年9月18日日曜日

New Mixer Project

Urei1620と出会って、既にかなりの年月が経つ。

だが、未だ手に入れることは出来ない。

RaneやBozakも懐が許さない。

だから、と言ってはいささか大げさだが、Music(DJ) Mixerに
関しては、多少の含蓄が出来た。

既に2台の実験機を製作し、Ureiとは何か?Mixerとはどう有る
べきか?を考察して来たが、ついに3台目を製作することを決意した。

コンセプトは単純明快。

「基本に忠実」である。

ただし、自分なりに工夫を凝らす部分や、絶対に妥協できない部分
は、その範疇ではない。

まず、Urei1620を製作して、気になる部分を何点か挙げる。

1.フォノプリがRiaaカーブを外れている。
2.サミング段に工夫の余地あり。
3.アウトプットトランスの入手が難。

である。

1.に関しては何度も言っているが、ただしあのハイパワーが、結構
いい味をだしているので、そこは踏襲したい。

2.は、昔なら一般的なのかもしれないが、サミングの前にバッファを
入れたい所である。
と言うのも、Ureiのミキシングフィールはまるで混ざるようだと言わ
れるが、混ざっているときに、かなり音楽が曖昧になるのが気になる
からだ。

3.はそのまま。e-bayで探せばリペア品が一個50ドル程度であるが、
とは言え高価だ。
巷にある600:600のライントランスでは、コアボリュームが小さすぎ
て、使いものにならない。

言い始めればきりがないが、これくらいにしよう。

では、次回、覚えていれば、もう少し話すことにする。

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