Urei1620と出会って、既にかなりの年月が経つ。
だが、未だ手に入れることは出来ない。
RaneやBozakも懐が許さない。
だから、と言ってはいささか大げさだが、Music(DJ) Mixerに
関しては、多少の含蓄が出来た。
既に2台の実験機を製作し、Ureiとは何か?Mixerとはどう有る
べきか?を考察して来たが、ついに3台目を製作することを決意した。
コンセプトは単純明快。
「基本に忠実」である。
ただし、自分なりに工夫を凝らす部分や、絶対に妥協できない部分
は、その範疇ではない。
まず、Urei1620を製作して、気になる部分を何点か挙げる。
1.フォノプリがRiaaカーブを外れている。
2.サミング段に工夫の余地あり。
3.アウトプットトランスの入手が難。
である。
1.に関しては何度も言っているが、ただしあのハイパワーが、結構
いい味をだしているので、そこは踏襲したい。
2.は、昔なら一般的なのかもしれないが、サミングの前にバッファを
入れたい所である。
と言うのも、Ureiのミキシングフィールはまるで混ざるようだと言わ
れるが、混ざっているときに、かなり音楽が曖昧になるのが気になる
からだ。
3.はそのまま。e-bayで探せばリペア品が一個50ドル程度であるが、
とは言え高価だ。
巷にある600:600のライントランスでは、コアボリュームが小さすぎ
て、使いものにならない。
言い始めればきりがないが、これくらいにしよう。
では、次回、覚えていれば、もう少し話すことにする。
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