Ureiはボリュームポッドの後にそのままサミングで、そこが気になる
ことは前回言ったかと思う。
その点、Rane2016はサミングの前にチャンネル分のバッファが鎮座
している。
ここ、大きな違いだ。
私が尊敬するサウンドデザインさんが、Calm氏の為に特注したミキサ
がある。
http://www.audiodesign.co.jp/HMM.htm
写真とブロックダイアグラムから判断するに、かなりシンプルな構成
だ。
まるでバッファの概念が無いかの様でもある。
構成部品を減らすことは、そのまま音の鮮度に繋がることだから、
まあ良しとするとして、このミキサーの一番凄い部分は電源だろう。
ディスクリート構成で、オペアンプよりも残留ノイズが少ないであろ
うことも、このミキサーの特徴かもしれないが、まあ電源フェチとして
は見る部分はそこではない。
ディスクリートとうたいながら、写真にオペアンプが見えるが、これは
オペアンプの帰還を利用して、リプルを極限まで低減する、恐らく
DJミキサーでは使われたことの無いくらいの、超、超、超ド級のハイク
オリティ電源なのである。
A&R Labの出川先生に、デモ機を視聴させて頂いたときのインパクトは
今でも忘れられない。
詳しくは旧ブログ参照だが
http://ameblo.jp/subwaylove2000/entry-10690475469.html
直流のクオリティを極限まで高めた音は、解像度の違いを出音の一音を
聞いただけで認識できるほどなのだ。
ということで、電源はしっかりと作り込みたいものだ。
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