2013年2月16日土曜日

MOS FET ハイパワーアンプの製作

長いことブログを放置していたのには、理由があります。
今までいくつかアンプを製作してきたのだけれど、今回ほどハイパワーで、
色々と悩まされ、失敗を繰り返したものはなく、日々このアンプに向き合って
いた状況でした。

思い起こせば数ヶ月前、ヤフオクでデッカイ!!トランスを入手したことから
このアンプ製作が始まりました。

後に調べると、このトランスはクレストの業務用と判り、期待が膨らみました。

さて、以前入手したYAMAHAのチューナーをケースに使い、スタイリッシュ
かつハイパワーな................と思っていた浮かれた心を、現実はいとも容易く
打ち砕くのです。


入らない.........どう考えても..........。

というわけで、急遽アキバに行き、手頃なケースを購入。ボンネットのついた
カッコイイケースを買えば良かったのだが、いつも懐の状況が気になるもので、
躊躇した結果がこれです。





今回のアンプのコンセプトは、東芝の2sk1529/2sj200をフルスイングさせ、
出力100W超えを目指しす。
FETらしい聞き疲れのしないアンプを目標としました。

ケミコンは100V以上の耐圧品を若松で物色し、出力部は16,000μFと大容量
です。

電源は、出力とドライバと別々で、出力は50Vを整流しっぱなしの70V。
ドライバはレギュレータで安定化して50Vを出力する設計です。




電源部となります。
作っているときから、ノイズ対策をどうしようか悩んでいました。
絶対にハムがでる!!確信が持てるようなレイアウトです。




アンプ部を搭載した姿です。
ここで、増幅部の説明さらっとしすぎじゃない??と思う方もいる
と思いますが、理由は後に説明します。

子供を寝かしつけ、夜の1時間程度を製作につぎ込み、片手に半田ごて、
もう片手には酒の入ったグラス。

いい感じに酔っぱらってくると、注意力が散漫になり、目も見えづらく
なってきます。

電源を投入して、各部の調整に入った時、事件は起こりました。

設計通りの値がテスターに表示されず、おやおや...なんて思った矢先、
バチンと大きな火花が飛び、黒々とした煙が立ち始めました。

ギャー!!MOS FETが飛んだ!!!!

つづく








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