電圧増幅が10倍程度とみると、オペアンプからの漏れそのものですが、
若干ハズレを引いた感じがしなくもないです。
さて、やはりこれは気持ち悪いので、調整をすることとしました。
調整といっても簡単で、1回路のオペアンプのオフセットトリマを用います。
オペアンプは、安価で音も良さそうな、opa134paです。
大体同じですが、1、8ピンに100KΩの反固定抵抗で調整ってやつです。
これでDC漏れは無くなったのですが、ポップノイズは収まりません。
そこで、リレーを用いた遅延回路も搭載することにしました。
こちら、555 ICを利用した遅延回路です。
入力のコンデンサと抵抗でタイマー時間を設定でき、便利です。
リレーはお決まりのオムロンG2型です。
搭載した写真です。
実はこの時、オペアンプ供給用の電源からリレー用の電気を拝借
していたせいか、off時の動作が若干遅れてしまい、何とも後味が
良くない気分です。
そんなこんなで、秋葉原の鈴商を素見していたら、24V駆動のタイマー
リレーが信じられない金額で売っており、飛びついてしまいました。
今考えると、買い占めておけばよかった....
そんで、電源を作り直し(整流コンデンサを出来るだけ小さくして)、
新たに搭載した遅延部はこちらです。
タイマーリレーで、出力のリレーを駆動しております。
コンデンサのチャージ時間を考慮して、20sの遅延時間です。
そして最後に、突入電流対策もやっちまおうとばかりに、先ほどの
555をトランスの1次側の開閉に用いました。
スイッチオンで、一瞬電灯が揺らぐほどの突入電流があるので、
数秒間のみ10Ωのセメント抵抗を通して給電し、その後リレーで
短絡します。
本当はトランスとコンデンサがだいたいチャージするまで抵抗を
通したいのですが、抵抗が燃えそうで怖いので、ドンっと突入する
一発目のみを緩和しております。←本当に緩和されてるのかしら.....?
まぁ、完成したわけですが、とにかく内部が美しくないです。
というか、汚いです。
「内部の美しいアンプは、音も美しい」 なんて迷信を未だに信じて
いるわけですが、そんな未開人からすると納得いかない出来です。。
<http://subwaylove.blogspot.jp/2011/06/10w-dc-amp_13.html>
結構奇麗にまとまったアンプだったな〜
ただし、週末の音出しでその概念が打ち砕かれると良いのですが。
楽しみです。
作りました。
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