2014年5月5日月曜日

ビールを造る その2

さて、前回からの続きです。

まず、モルト缶の中味を鍋に入れます。
1700ccのモルト缶、500ccの液体モルト、2lの水を鍋に入れて煮込み
ます。
都合4lを見越してますが、蒸発と不純物の沈殿分は発酵用器に入れない
ことを加味しての量です。

水は何を使うか悩みましたが、災害備蓄用で2013/12月に賞味期限が
切れたコストコの水が有りましたので、これを利用しました。
(浄水器のフィルターに雑菌が潜んでいることもあるとか...。フィルター
を通した水は煮沸した方が良さそうです。)


合計1時間に込みます。
1時間=(ビタリングホップ投入45分+アイリッシュモス5分+アロマホップ
10分)


甘ったるい、胸焼けしそうな匂いが部屋を包みます。


煮込みが完成したら、急冷します。
これは、雑菌繁殖する適温(30〜40℃)に長時間ウォート(煮込み汁)を
さらさないためです。
ちょろちょろと水を流しておいたら、1時間程度で30℃まで下がりました。


殺菌した発酵用器に、ウォートと水を加え、総量12ℓとしました。

メモ:
ブラックロックの缶に、仕込み総量と補糖の関係性が記されております。
23ℓで1,000g、17ℓで500gの補糖。

リニアな関係と見なすと、12ℓでは350g 50gと算出できる。
(因に、11ℓでは0g)

砂糖と液体モルトの関係性。
砂糖 : 液体モルト=750g : 1,000g

モルト缶1,700g+液体モルト 65g + 水 9.8ℓ
で初期比重を計測すると、1.04 行かない....。
目分量で500g程度投入で1.04になりました。

残った液体モルトはどうせ使わないし...と思い、更に500g投入で比重は
1.045。

一応これで仕込みは終了。 補糖無しのレシピとなりました。

注意:上記計算は机上での推計値となります。実際は、アルコール度数は1%
以内になるように仕込んで下さい。

つづく

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