今の私もそれ並です。
UREI1620が今でも高値で取引され、ある種ハウスの音の指標のように
なってしまっているが、あれは決して良い音ではないと思えます。
ただし、HIFIオーディオとしてみれば、とんでもない不良ですが、キャラクター
の立った楽器としてみれば、とても興味深い代物です。
UREI1620を研究してみて、3つの重要な要素を見つけました。
1.フォノプリアンプのリアカーブを外れた音質設計
他のフォノプリアンプを聞けばわかるのだけど、このレコードはそんな
音はしない!!ってくらい違います。
因に、アナデバのリファレンス回路でフォノプリアンプ段を設計すると、
UREI実験機はまともになりました。
2.DEPPトランス出力段
トランスは低域のレスポンス低下が泣き所で、NFBで調整しても若干の低下は
仕方がない。だけど、それがあの寸ずまり感を生んでいて、爆音環境では
聞き疲れの少ない音を作り上げております。
3.歪み感
全段にわたって、ゲインオーバーっぽくて、音のエネルギーが増す部分に若干
のいがらっぽさを感じます。
この味付け感(わかっていてやっているのかは謎だが)が、ウォームで厚い
中域を演出してるっぽいです。
さて、UREI1620を所有したことがないので、上記は思いっきり妄想です。
UREI1622フォノプリアンプ
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